僕は出会い系で二股をかけているんです。
僕は昔から決められない性格でして。
彼女たちはどちらも捨てがたい魅力があって、知り合って以来、決められないでいるんですね。
それでずるずると二股をかけ続けているというわけなんですよ。
ばれたらどうしようとびくびくしつつも、二股の関係を楽しんでいます。
・出会い系で知り合ったそれぞれに良さがあって決められない
A子さんはかわいいんですよ。
丸顔で笑顔がとってもすてきなんです。
一緒にいてしゃべっているととても楽しくて。
笑顔がすてきだから、彼女を笑わせて笑顔を見せてもらっているんですよ。
もう一人のB子さんは、顔はまぁ普通でしょうね。
僕が彼女で気に入っているのは包容力があることなんです。
一緒にいると、とっても気分が落ち着くんですね。
癒し系という感じです。
彼女は、優しい顔して僕を見つめてくれるんですよ。
とうぜん、彼女たちは自分たちが僕に二股かけられていることは知らないですね。
と同時に、僕も彼女たちが出会い系で知り合った僕以外の男と付き合っていてもわからないんです。
だったら気が楽だなぁと思う僕がいます。
・うまくやっていたのにうっかりミスをやらかした
そんなことはあえて確認することはしませんよ。
下手につついて、こちらのことを探られても嫌だし。
だから、僕は彼女たちと一緒にいるときは、ほかのことは考えないようにして、デートに集中することにしているんですね。
そのおかげでこれまではそうやってうまくいってきたんですよ。
でも、この前はちょっと危なかったんですね。
たまたま彼女たちのデートがバッティングしちゃって。
同じ日にA子ちゃんとB子ちゃんの二人とデートすることになっちゃったんですよ。
・バッティングしたデートをうまくさばけた?
だったらどっちかを断ればいいところだろうけど、幸い、時間がずれていたから、そのまま突っ走ってしまったんですね。
A子ちゃんとランチデートでB子ちゃんとディナーデートだったんですよ。
だからうまくいくだろうと思っていたけど、途中で大変なことに気が付いたんですけどね。
A子ちゃんはいつものようにこの日も元気でした。
やっぱり彼女といると楽しい。
本当なら、もっと一緒にいたいところだけど、その日はB子ちゃんが控えていたから、名残惜しいけどランチを終えたら彼女を駅まで送っていったんですね。
B子ちゃんとのデートまではまだ時間が2,3時間ほどあったから、どうやって時間をつぶそうかと考えていたら、ふと、さっきまで一緒にいたA子ちゃんの香水の匂いが自分についているんじゃないかということに気が付きました。
やばいと思ってA子ちゃんを送った駅に戻ったんですね。
その近くにあるネットカフェでシャワーを借りようと思ったんですよ。
偽装工作のつもりでしたが、結果的には汗もかいていたしちょうどよかったですね。
さっぱりしたところでB子ちゃんを迎えに行きました。
ちょっといつもより疲れた顔をしていたんでしょう。
B子ちゃんが「疲れているみたい」と気遣ってくれたんです。
「仕事が・・・」とかなんとか言って適当に流したんですよ。
無事に二人とのデートを乗り切ったけど、精神的に疲れましたね。
たまにはこういうのもいいが、やっぱり彼女たちとは別の日に会うほうがいいなと思いましたよ。
コメントを投稿